東京家庭菜園日記

杉並区のアパートの住人です。大家さんから庭を借りて野菜を作ってます。

2016年ナス①

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斜めの支柱は刺さっていない。

9月の台風で倒壊。秋ナスは残念でした。


ナスの苗をプレゼントしてくれたのは嫁のお父さんで、ベランダ下を耕すために大小のスコップも借りた。畝を作るためにクローバーを始めとする雑草類を引き抜いて掘り起こす。誰かのブログで「深く耕しても下の方は栄養無いので無意味」との記載を見つけたので深さ20センチ強ぐらいしか掘り起こさなかった。この土地は大昔は神田川の河原だったのか、石ころが多く取り除くのが大変だったこともあって手抜きしたが、これはまずかった。とりあえず植えたけど支柱が石ころにぶつかって中途半端な深さまでしか入らない。なので今年は結構深くまで掘り起こすことにした。

 ここの良いところは足場がアスファルトなので靴が汚れないこと。作業しやすい。

 ちょうど実家に陶芸の釉薬にしようと思って譲ってもらったワラが大量にあったので畝に敷いた。

  木の形を造ることを農業用語で「仕立て」というらしい。ナスは一番花のすぐ下の脇芽と花の上の2本の芽を成長させる3本仕立てにするのが一般的とのことだ。

  神社苗2本のうち1本は間違えて一番花の下の芽も摘んでしまい、この時点で2本仕立て決定。

  もう1本は一番花の上2本の枝の趨勢が圧倒的で結局この2本をメインに枝分かれした計4本を育てる4本仕立てとした。(一番下の脇芽は1個収穫した後、結局芽を取り除いた)

  最初に脇芽を摘んでしまった1本も6月に入り、趨勢が圧倒的となって元気な枝を落とすに偲びず、結局4本仕立てとなってしまった。

  支柱の立て方は農家を真似て上から紐で吊るようにしてみたけれど、成長に合わせて結び直す必要があって面倒くさい。今年はベーシックに支柱に沿わせた3本仕立てにしようと思う。

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一番花は2本とも上手く着果して10センチぐらいで収穫。焼きナスで食べたが美味しかった。その後の着果が悪くなるので一番花は摘むべき、または着果させて小さいうちに摘むべきなどと多くのマニュアルに書いてある。当たり前だが記念すべき一番果はその株に1つしかない。なので有り難くいただくことにした。生姜もチューブではなく、ちゃんと擦った。

  その後、元肥不足の影響か花は咲くものの着果せず、1ヶ月ぐらい収穫出来なかったので今年は最初に発酵牛糞を大量投入した。

 その後、マニュアルどおりに2週間に1回のペースで化成肥料を投入、9月の台風まで収穫出来た。追肥と水で生きていたようなものなので人間でいうとサプリメントだけで生きていたようなものかな。あまり健康的とは言えないな。